NEW 最新比較ランキング | 運営者情報 | プライバシーポリシー
2026.05.12
☁️ SaaS

顧客アンケートツール無料比較7選【2026年5月版・回答上限と公開時間で選ぶ】

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

💡 ポイント

結論を先に言うと、月50回答以下のスモールビジネスならGoogleフォーム(公式ヘルプ記載の手順で初回公開まで約5分)かTally(公式チュートリアルでは3クリックで公開URL発行)、月100回答前後のCS調査ならQuestant(管理画面の「新規アンケート作成」ボタンから配信URLまで最短1〜2分)、NPS調査ならSurveyMonkeyの無料テンプレ(テンプレ選択から数クリックで雛形完成)、ECや店舗の購入後アンケートで回答率を上げたいならTypeformの体験設計が向いています。詳細は本文で解説します。

顧客アンケートツールの無料プランで「本当にできること」と「できないこと」

まず押さえておきたいのは、「無料」という言葉の意味がツールごとに大きく違うという事実です。同じ無料プランでも、月10回答までしか集められないものから、回答数無制限のものまで幅があり、CSV出力ができないツールではデータ分析が事実上不可能になります。最初にこの構造を理解しておくと、後の比較が一気にラクになります。

なぜ無料ツールで「顧客」アンケートは難しいのか(社内アンケートとの違い)

社内アンケートと顧客アンケートには、決定的な違いがあります。それは回答母数の規模です。社員30名の会社で行う社内サーベイなら、回答は最大30件。一方、月間問い合わせが200件あるBtoB企業のリードへNPS調査を送れば、回答数は数十〜100件規模に膨らみます。BtoCのEC事業者が購入後アンケートを自動送信する場合、月1,000件を超えることも珍しくありません。

ここで問題になるのが、多くの無料ツールが設けている「月間回答数制限」です。たとえばSurveyMonkeyの無料版は月40回答、Typeformの無料版は月10回答まで。BtoCの購入後アンケートを月100件想定で運用するなら、これらの無料プランは初月でほぼ確実に上限到達します。社内アンケートでは気にする必要のなかった制限が、顧客向けでは致命的なボトルネックになるわけです。

逆に、Googleフォーム・Tally・Questant(月100回答まで)といったツールは顧客向け運用に耐える設計になっています。「無料ツール」とひとくくりにせず、自社の想定回答数から逆算して選ぶ視点が不可欠です。

無料プランで必ずチェックすべき5つの制限項目

顧客アンケートで無料ツールを選ぶ際、編集部が最低限チェックすべきと考える制限項目は次の5つです。

  1. 月間回答数の上限:自社の想定回答数を超えると、それ以降の回答が記録されないか、有料プランへの強制アップグレードを求められます。
  2. 1アンケートあたりの設問数上限:NPS調査なら3〜5問で十分ですが、CS調査の本格運用なら10〜15問は必要になります。
  3. 回答ロジック分岐(条件分岐)の有無:「商品Aを購入した人だけに次の質問」のような分岐がないと、無関係な質問で離脱率が上がります。
  4. CSV/Excelエクスポートの可否:データを社内のBIツールやスプレッドシートで分析する場合、エクスポート機能は必須です。
  5. ブランドロゴ・カスタムドメイン:顧客に送るアンケートで「Powered by ○○」の表示が出ると、信頼感が下がります。

編集部の判断基準としては、月50件以下の小規模調査ならCSV出力さえできれば十分、月100件以上のCS調査ではロジック分岐とブランドロゴが事実上必須、と考えています。

無料と有料の境目はどこか(月いくら払うと何が変わるか)

「無料で粘るべきか、有料に切り替えるべきか」の判断軸も整理しておきます。各ツールの公式サイトによると、無料→Starter(月1,500〜5,000円)の段階で解放される機能は概ね以下の通りです。

  • 月間回答数の上限が10倍〜無制限に拡大
  • ロジック分岐・回答内容に応じた条件設定が可能に
  • ブランドロゴ・カスタムテーマ・自社ドメイン埋め込み
  • Slack/Google Sheets/Salesforceなど外部連携

編集部の見解としては、月予算1万円以内なら無料プラン+必要に応じてStarter(月3,000円前後)の組み合わせで、SMBのCS調査・NPS調査は十分カバーできます。逆にBusinessプラン(月10,000円〜30,000円)が必要になるのは、複数チームでの運用・SSO・監査ログが必要になる従業員50名超の規模からです。

顧客アンケートツール無料プラン徹底比較表【7サービス横並び】

ここからが本記事の核心です。SMBが顧客アンケートで実際に検討候補になる7ツールを、無料プランの制限項目で横並び比較します。各社の公式サイト・公式ヘルプセンターの記載内容(2026年5月時点)に基づいています。

比較表:回答数上限・設問数・エクスポート・NPS対応・初回設定の所要時間

ツール 月間回答上限 設問数上限 CSV出力 ロジック分岐 NPSテンプレ 初回公開までの目安 日本語UI 有料最低料金
Googleフォーム 無制限 実質無制限 ○(Sheets連携) ○(簡易) ×(自作) 約5分(公式ヘルプ手順準拠) 無料(Workspace別途)
Questant 100回答/月 10問 ×(有料のみ) 約3分(テンプレ選択時) 月50,000円〜(年間契約)
SurveyMonkey 40回答/調査 10問 ×(有料のみ) ×(有料のみ) ◎(豊富) 約4分(NPSテンプレ選択時) 月4,300円〜
Typeform 10回答/月 10問 ×(有料のみ) ○(限定) 約7分(デザイン調整込み) △(一部英語) 月25 USD〜
formrun 無制限(FREEプラン) 無制限 ×(有料のみ) ×(有料のみ) × 約4分(テンプレ→公開2クリック) 月3,880円〜
CREATIVE SURVEY Free 100回答/月 10問程度 約8〜10分(設定項目多め) 月50,000円前後(要問合せ)
Tally 無制限 無制限 ○(CSV) ×(自作) 最短2〜3分(3クリックで公開) △(英語UI) 月29 USD〜

※「初回公開までの目安」は、各社公式ヘルプ・公式チュートリアル動画に記載されている標準的な手順をもとに編集部が算出した目安時間です。NPS3問程度の最小構成で、テンプレを使わず1から作成した場合の所要時間を想定しています。実際の作業時間は個人差があります。

💡 ポイント

「導入工数」は意外と見落とされがちですが、SMBの担当者が他業務と兼務する場合、初回設定に30分かかるか3分で済むかは大きな差になります。Tally・Questant・SurveyMonkeyのようにテンプレが充実したツールは、立ち上げ初日から運用に乗りやすいのが利点です。

比較表の読み方:自社のアンケート規模から逆算する

表だけでは判断が難しいので、編集部がよく相談される3つの典型的なユースケースで読み解き方を示します。

ケース1:BtoB企業がリード獲得後にNPS調査(月50回答×3問)。この規模なら、SurveyMonkeyの無料版が「NPSテンプレの完成度」で第一候補。公式サイトのテンプレライブラリから「NPS」を選択すると数クリックでNPS定番3問の雛形が立ち上がり、配信URLは「収集」タブから1クリックで取得可能。月40回答制限はギリギリですが、四半期ごとに新規調査を作成すれば回避できます。

ケース2:ECショップが購入後アンケート(月300回答×5問、CSV分析必須)。月10〜40回答制限のあるツールは即除外。Googleフォーム・Tally・formrunの3択になり、デザイン性を重視するならTally(公式チュートリアルで紹介されている通り、テンプレを開いて「Publish」を押す3クリックで公開URLが生成される)、Sheets連携で内製分析するならGoogleフォーム(フォーム編集画面の「回答」タブから1クリックでスプレッドシート連携が完了)が現実解です。

ケース3:店舗運営の事業者が来店アンケート(月150回答×8問、ロジック分岐あり)。回答数とロジック分岐の両立で、Questantの無料版(100回答/月)が候補に上がります。100回答を超える月だけ有料を検討、というハイブリッド運用が現実的です。Questantは管理画面トップの「新規作成」ボタンから入って配信URL発行までの操作が直感的で、テンプレ選択時なら3〜5分で初回配信に到達できます。

各ツールの「使用感」徹底レビュー:操作ステップと所要時間

比較表の数字だけでは伝わらない「実際の操作のラクさ」「配信までの最短ルート」を、各社の公式ヘルプ・公式チュートリアル動画の記述から再構成して解説します。表面スペックでは差が見えにくい部分こそ、SMBの導入判断では決定打になります。

Googleフォーム:5分で作って即配信、ただしデザインは妥協が必要

Googleフォームの最大の魅力は、Googleアカウントさえあれば追加の登録なしで初回フォーム公開まで約5分で到達できる手軽さです。公式ヘルプセンターの手順によると、forms.google.comにアクセス→「空白のフォーム」を選択→質問追加(クリック1回で「複数選択」「記述式」などに切替可能)→右上「送信」ボタンでメール/URL/埋め込みの3形式が選択でき、URL発行は1クリックで完了します。設問追加→公開までのクリック数は実質「設問追加クリック+送信ボタン+URLコピー」の3〜5クリック程度。

一方で、デザインカスタマイズはヘッダー画像とテーマカラー変更程度に限られ、「Powered by Google」の表示は消せません。BtoBの定例NPS調査やBtoCの軽量アンケートには十分ですが、ブランドイメージを重視するD2Cブランドの購入後アンケートには物足りなさが残ります。

Tally:3クリックで公開できる「最速」のフォームビルダー

Tallyは2020年に登場したベルギー発のフォームビルダーで、Notionライクな操作感が特徴です。公式チュートリアルによれば、サインアップ後ダッシュボードの「+ New Form」ボタンを押すと即編集画面が開き、設問は「/」キーで挿入候補が表示される仕様。テンプレ利用なら「テンプレ選択→公開ボタン押下→URLコピー」の3クリックで配信URLが発行できるのは無料ツールでは突出した速さです。

無料プランで回答数・設問数・ロジック分岐がすべて無制限という太っ腹な設計も他にない強みですが、UIは英語のみで、回答者向け画面も英語ラベルが残る箇所があるため、シニア層が顧客の場合は注意が必要です。

Questant:管理画面が日本人向けに作り込まれている

マクロミル運営のQuestantは、日本語UIと国内BPOサポートの厚さで他海外ツールと差別化しています。公式ヘルプの説明では、ログイン後の管理画面トップにある「新規アンケートを作成」ボタンから入り、テンプレを選ぶと数クリックで設問雛形がセットされ、「公開する」ボタンを押した瞬間に配信URLが発行されます。テンプレ利用時の最短公開時間は3〜5分、URLそのものは「公開する」を押した直後の30秒以内に生成されます

NPSテンプレ・CS満足度テンプレが日本語で完備されており、「設問の設計をどうすべきか分からない」というSMB担当者にとって心理的なハードルが低いのが評価ポイント。月100回答までという無料枠もBtoBのCS調査には現実的なラインです。

SurveyMonkey:NPSテンプレの精度は世界トップクラス

SurveyMonkeyの真骨頂はテンプレライブラリの厚みです。公式サイトのテンプレートカタログによれば、NPS・CSAT・CES(顧客努力指数)・従業員エンゲージメントなど、領域別に200以上のテンプレが用意されており、「テンプレ検索→Use this template→数問編集→Send Survey」の流れで4分前後で配信URL発行までたどり着けます。NPS調査の標準スコア計算もデフォルトで組み込まれているため、Excelで集計し直す手間が省けます。

難点は無料プランの月40回答制限。BtoCには厳しいですが、BtoBの定例NPSや経営者100名へのインタビュー調査などには十分耐える設計です。

Typeform:1問1画面の体験設計で回答率が上がる

Typeformの強みはアンケート体験の作り込みです。1問ずつ大きく表示するUIで、回答者は「回答→Enter→次の問題」のリズムで進められ、公式ブログのデータでは一般的なフォームより回答完了率が高いとされています。設定はテンプレ選択→質問編集→「Publish」ボタンで公開と直感的ですが、デザインの細部までこだわると初回設定で6〜8分はかかる印象です。月10回答制限は他社比でかなり厳しく、本格運用時には早期に有料移行が前提となります。

formrun:問い合わせフォームから派生してアンケート対応

formrunはBtoBのフォーム作成ツールとして人気で、無料FREEプランでも回答数・設問数が無制限。テンプレが豊富で、テンプレ選択→「公開」ボタンの2クリックで配信開始できる速さがあります。一方で、無料プランではCSV出力ができず、ロジック分岐も非対応。データ分析を本格的に行う前提なら、初めから有料プラン(月3,880円〜)を視野に入れる必要があります。

調査目的別おすすめツール:NPS/CS/BtoB/BtoCで分けて選ぶ

NPS調査ならSurveyMonkey無料版+Googleフォームの2段構え

NPS調査は「11段階の推奨度」を測るシンプルな調査ですが、スコア計算(推奨者%−批判者%)を自動化できるかで運用負荷が変わります。SurveyMonkeyの無料NPSテンプレは、テンプレ選択時点で計算ロジックが組み込まれており、結果画面で自動的にNPSスコアが表示されるため、Excelで再計算する必要がありません。月40回答以内なら無料で完結し、配信URL発行は数クリックで終わるので、四半期定例NPSには最適です。

月100件以上の回答が想定される場合は、Googleフォームでフォーム自体を運用し、回答データをスプレッドシート連携してQUERY関数でNPSを集計する方法が現実解です。Googleフォームは数式を組めば11段階評価から推奨者・批判者を自動分類でき、初回構築だけは少し時間がかかりますが、運用後は完全無料で続けられます。

CS調査(5〜10問)ならQuestantまたはCREATIVE SURVEY Free

CS調査は設問数が増え、ロジック分岐や属性データとの紐付けが必要になります。Questantの無料版は10問・100回答/月までで、管理画面の「新規アンケート作成」から3〜5分で配信URL発行に到達できる手軽さが魅力。日本語UIで管理者の学習コストが低く、CS調査の入門には最適です。

より高度な集計(クロス集計・属性別分析)が必要なら、CREATIVE SURVEYのFreeプランも候補に。ただし設定項目が多く、初回構築は8〜10分程度かかる印象です。中長期で本格的なCS分析を行う前提なら、最初から触れておく価値があります。

BtoB(リード獲得後の満足度)ならGoogleフォーム+Salesforce連携

BtoB企業が商談後・契約後にリードへ送るアンケートは、Salesforceなど自社CRMとの連携が運用コストを左右します。Googleフォームなら、Zapier経由でSalesforceの取引先責任者と回答データを紐付ける構成が定番。Zapierの設定自体は10分程度で完了し、運用後は手作業ゼロでCRMに反映されます。無料の範囲で「フォーム作成→自動でCRM登録」の流れを完成できるのは大きな強みです。

BtoC(購入後アンケート、月100件超)ならTally+有料化前提のformrun

BtoCの購入後アンケートは月100件を超えやすく、無料プランで完結させるならTallyが第一候補。3クリックで公開、無制限の回答数、CSV出力対応と必要十分な要件が揃っています。日本語UIが必須なら、formrunのFREEプランで運用しつつ、CSV出力が必要になる時点で有料プラン(月3,880円〜)に切り替える流れが現実的です。

こんな会社には無料アンケートツールは向かない(逆評価)

⚠ 注意

無料アンケートツールはあくまで「スモールスタート用」の選択肢です。以下の条件に当てはまる場合は、最初から有料プランか専用ツールを検討すべきです。

従業員50名以上で複数チームが運用に関わる場合

無料プランは原則1ユーザー前提の設計です。複数チームが同じツール上でアンケートを管理し、権限を分けて運用する場合、SSOやチーム機能が解放されるBusinessプラン(月10,000〜30,000円)が必須になります。無料で頑張ろうとすると、結果データの管理が分散して属人化するリスクが高まります。

個人情報を含むアンケートで監査ログが必要な場合

顧客アンケートが個人情報(氏名・メール・住所等)を含む場合、誰がいつデータを閲覧したかの監査ログが必要になるケースがあります。無料プランで監査ログを提供しているツールは皆無で、Pマーク・ISMS取得企業はそもそも無料プランを選択肢から外すべきです。

毎月1,000件以上の回答が安定的に発生する場合

EC事業者で月1,000件以上の購入後アンケートが見込まれる場合、Googleフォーム・Tallyで「無料運用」は技術的には可能ですが、データ管理・自動配信・離脱対策の観点から専用ツール(formrun有料・CREATIVE SURVEY有料・Questant有料)への切り替えがROIに優れます。月3,880円〜5万円のコストで、CRM連携・自動メール配信・離脱率分析が一気に解放されるため、回答単価が下がります。

結局どれを選ぶべきか:編集部の最終推薦

ここまで7ツールを比較しましたが、SMBが「最初に1つ選ぶならどれか」という問いには明確な答えがあります。

✅ おすすめ:Googleフォーム(汎用)/Questant(日本語CS調査)/Tally(BtoC無制限)

迷ったらまずGoogleフォーム。5分で作って即配信、無料で回答数無制限という基準点になります。NPSやCS調査で日本語テンプレが欲しいならQuestant、月100件超のBtoC運用ならTallyを選ぶのが2026年5月時点の最適解です。

編集部としては、「最初の3ヶ月はGoogleフォームで運用し、回答数や分析要件が増えてきたタイミングでQuestant・Tally・formrunのいずれかへ移行する」二段階アプローチを推奨します。最初から有料ツールに月数万円を払うより、無料で運用してニーズを明確化してから投資判断するほうが、SMBの予算管理上も合理的です。

顧客アンケートは「ツール選定」より「設問設計」と「継続運用」が成果を左右します。最初のツール選びで悩む時間を減らし、まずは1本配信して回答を集めてみることをおすすめします。