NEW 最新比較ランキング | 運営者情報 | プライバシーポリシー
2026.05.12
☁️ SaaS

中小企業向け福利厚生サービス比較8選【2026年版】

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

「従業員のモチベーションを上げたいけれど、大企業のような豪華な福利厚生は予算的に難しい」「ベネフィット・ステーションやリロクラブなど名前は聞くが、自社規模に合うのか分からない」——中小企業の経営者・人事担当者の多くが、福利厚生サービスの選定でつまずきます。

本記事は、Tech Picks編集部が公式サイト・公式資料・各社プレスリリース・税務関連の公的情報を総合し、中小企業(従業員1〜300名)に特化して8サービスを比較した意思決定ガイドです。検索上位記事に欠けている「従業員規模別の月額シミュレーション」「損金算入の実務要件」「導入後の運用工数」までカバーし、料金×導入難易度×従業員満足度の3軸でスコアリングしました。

💡 ポイント

中小企業の福利厚生選びで失敗しないコツは「最低利用人数」「損金算入要件」「管理画面の運用工数」の3つを事前に確認すること。本記事ではこの3点を全サービスで明記しています。

中小企業が福利厚生サービスを選ぶ前に押さえる3つの判断軸

福利厚生サービスは「導入すれば自動的に効果が出る」ものではありません。自社の規模・予算・運用体制に合ったタイプを選ばないと、コストばかりかさんで利用率が伸びない事態に陥ります。中小企業ではまず、以下の3つの判断軸を整理することが重要です。

判断軸1: 従業員規模別の最低利用人数とコスト構造

パッケージ型サービスの多くは「最低契約人数」を設けています。たとえば業界大手のベネフィット・ステーションは公式サイトによると最低利用人数を50名としているプランがあり(料金プランは要問い合わせ)、5〜10名規模では契約自体ができないケースがあります。一方、miiveやチケットレストランのように1名から契約可能なサービスもあるため、自社規模で本当に契約可能かを最初に確認すべきです。

従業員規模別の月額総コストは概算で次のように変動します(公式サイト記載の標準的な単価をベースに試算)。

  • 5名規模:月3,000〜10,000円(1人あたり600〜2,000円)
  • 30名規模:月15,000〜45,000円(1人あたり500〜1,500円)
  • 100名規模:月40,000〜150,000円(カフェテリアプランで変動大)
  • 300名規模:月100,000〜450,000円(カスタマイズ次第)

「1人あたりいくらか」だけでなく、「最低契約金額」を見落とすと予算オーバーの原因になります。たとえば1人500円のサービスでも最低契約30名であれば、5名の会社では月15,000円固定(1人あたり3,000円相当)になってしまいます。

判断軸2: パッケージ型 vs カフェテリアプラン vs 選択型の構造的違い

福利厚生サービスは大きく3タイプに分かれますが、競合記事ではこの構造的違いがほとんど解説されていません。中小企業ほどこのタイプ選びを誤るとミスマッチが起きます。

タイプ 特徴 運用負荷 向く規模
パッケージ型 数万件のメニューが定額で使い放題 低(申込・初期登録のみ) 30〜300名
カフェテリアプラン ポイント付与制で社員が自由にメニュー選択 中〜高(ポイント設計・管理) 100名以上推奨
選択型(プリペイド/食事補助等) 特定用途に絞った現金性の高い補助 低(カード配布のみ) 1〜100名

5〜30名の小規模企業がカフェテリアプランを選ぶと、ポイント設計・申請承認・残高管理などの運用工数が人事担当の負担になりやすく、結果として「使われない福利厚生」になりがちです。逆に300名超でパッケージ型のみだと、社員ニーズの多様化に対応しきれません。

判断軸3: 損金算入要件と社会保険料への影響(実務で外せない論点)

福利厚生費として損金算入するには、国税庁の通達上、原則として以下の3条件を満たす必要があります。

  1. 全従業員を対象とすること(特定の役員・社員のみへの提供は給与扱いになるリスク)
  2. 金額が社会通念上妥当であること(高額すぎると現物給与認定の可能性)
  3. 機会の均等性が担保されていること(実質的に利用可能な状態であること)

食事補助については「従業員が半額以上を負担し、企業負担額が月3,500円(税抜)以下」であれば非課税扱いとなる特例があります(国税庁 所得税基本通達36-38の2)。チケットレストランがこの特例設計を前提に作られているのはこのためです。

⚠ 注意

プリペイドカード型サービスは設計次第で「現金給与」と判定されるリスクがあります。導入前に必ず顧問税理士に確認し、利用範囲制限・上限額・全社員対象などの設計が損金算入要件を満たすかチェックしましょう。

中小企業向け福利厚生サービス比較表【料金×導入難易度×満足度の3軸】

8サービスの一覧比較表

本記事で取り上げる8サービスを、中小企業の意思決定で重要な項目に絞って一覧化しました。料金は公式サイト記載の最新情報をベースにしています(変動の可能性があるため、契約前に必ず公式サイトで再確認してください)。

サービス名 タイプ 最低利用人数 月額(1人) 初期費用 無料トライアル
ベネフィット・ステーション パッケージ プランによる(要問合せ) 1,000〜1,500円程度〜 あり 資料請求のみ
リロクラブ パッケージ 要問合せ 800〜1,200円程度〜 あり 資料請求のみ
WELBOX パッケージ+カフェテリア 要問合せ(中堅向け) 要見積(カスタム) あり なし
perk パッケージ(小規模特化) 少人数可 300〜500円程度〜 なし〜低額 要確認
ライフサポート倶楽部 パッケージ(宿泊特化) 要問合せ 600〜1,000円程度〜 あり 資料請求のみ
miive プリペイドカード型 1名から可 要問合せ(手数料型) 要問合せ デモあり
OFFICE DE YASAI 設置型(食品) 少人数オフィス可 プラン定額(社員数連動) 設置工事費 無料試食あり
チケットレストラン 食事補助特化 1名から可 月3,500円補助+手数料 あり 資料請求のみ

従業員規模別の月額コストシミュレーション

「自分の会社規模で実際にいくらかかるのか」を直感的に把握できるよう、4つの規模で試算しました(公式サイト記載のレンジ中央値で算出。実際の金額は個別見積で変動)。

サービス 10名 30名 100名 300名
ベネフィット・ステーション 契約困難 約3〜4.5万円 約10〜15万円 約30〜45万円
リロクラブ 要相談 約2.4〜3.6万円 約8〜12万円 約24〜36万円
WELBOX 対象外 対象外 要見積 要見積(カスタム)
perk 約3,000〜5,000円 約9,000〜15,000円 約3〜5万円 約9〜15万円
ライフサポート倶楽部 要相談 約1.8〜3万円 約6〜10万円 約18〜30万円
miive(補助5,000円/人想定) 約5万円+手数料 約15万円+手数料 約50万円+手数料 約150万円+手数料
OFFICE DE YASAI(設置) 月2〜4万円 月3〜5万円 月5〜10万円 複数台で月15万円〜
チケットレストラン(3,500円/人) 約3.5万円+手数料 約10.5万円+手数料 約35万円+手数料 約105万円+手数料

💡 ポイント

10名規模ではperk・miive・チケットレストランが現実的な選択肢。30名を超えるとリロクラブやベネフィット・ステーションの「1人あたり単価」が下がってきて競争力を持ちます。100名超ではWELBOXのカフェテリアプランが選択肢に入ってきます。

3軸スコアリング(料金安さ/導入難易度/従業員満足度)

料金の安さ・導入の容易さ・想定される従業員満足度の3軸で5段階評価しました(編集部評価。公式情報・ユーザーレビュー・比較サイト情報を総合)。

サービス 料金安さ 導入容易さ 満足度 総合
ベネフィット・ステーション ★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★
リロクラブ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
WELBOX ★★ ★★ ★★★★★ ★★★
perk ★★★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★
ライフサポート倶楽部 ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★
miive ★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★
OFFICE DE YASAI ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
チケットレストラン ★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★

中小企業におすすめの福利厚生サービス8選【詳細レビュー】

1. ベネフィット・ステーション(ベネフィット・ワン):業界最大手のパッケージ型

公式サイトによると、ベネフィット・ステーションは会員数1,000万人超を擁する国内最大規模の福利厚生サービスです。140万件以上の優待メニューを持ち、宿泊・育児・介護・健康・自己啓発まで網羅しています。料金は公式情報で1人あたり月額1,000〜1,500円程度(プランにより変動・税抜)からとされています。

運用面では、企業担当者は導入時に従業員データをCSVでアップロードするだけで、従業員はメールで届くIDから会員専用サイトにログインし、利用したい優待メニューを選んでクーポン発行→施設利用、という流れになります。公式ヘルプによると、ログインから優待利用までは概ね3〜4ステップで完了する設計です。

こんな会社に向く:従業員30〜300名で「メニューの豊富さ」を最優先したい中堅企業。
こんな会社には向かない:5〜10名の小規模企業(最低契約条件で割高になる)、メニューを使いこなせない若手中心のスタートアップ。

2. リロクラブ(福利厚生倶楽部):法人向け老舗の安定感

リロクラブはリログループが運営する老舗の福利厚生サービスで、公式サイトによると会員数820万人超、導入企業数も業界トップクラスです。宿泊・レジャー・グルメに加え、転居・住まい関連の優待が手厚いのが特徴で、転勤の多い企業や全国展開している企業との相性が良好です。

申込から利用開始までは、公式サイト記載の標準フローでおおむね2〜4週間。管理画面では従業員の追加・削除がCSV一括処理で行え、月次の利用レポートもダウンロードできるため、人事担当者の運用工数は月1〜2時間程度に収まる設計です。料金は公式の問い合わせベースで1人あたり月額800〜1,200円程度(税抜)が目安。

こんな会社に向く:30〜300名規模で全国に拠点や転勤がある企業、住まい関連の優待を重視する企業。
こんな会社には向かない:拠点が単一で住まい・転勤関連メニューを使う機会がない企業。

3. WELBOX(イーウェル):中堅〜大企業向けカスタマイズ性重視

WELBOXはイーウェルが提供するパッケージ型サービスですが、特徴はカフェテリアプランへの拡張対応にあります。公式サイトによると、ポイント制で従業員が自由にメニューを選択できる設計が可能で、健康経営・育児支援などテーマ別のポイント設計もカスタマイズできます。

ただし、カフェテリアプランの設計には「ポイント単価」「対象メニューの選定」「申請承認フローの設計」など事前検討事項が多く、導入には3〜6ヶ月のリードタイムを見ておくべきです。中堅企業(100〜300名以上)で人事専任担当がいる組織でないと、運用が回らないリスクがあります。

こんな会社に向く:100名以上で「自社らしい」福利厚生を設計したい中堅企業、健康経営優良法人を目指す企業。
こんな会社には向かない:50名以下の小規模企業、人事担当が兼任の組織。

4. perk(ペルク):スタートアップ・小規模企業向け

perkは小規模企業・スタートアップに特化した福利厚生プラットフォームで、公式サイトによると1人あたり月額300〜500円程度(プランによる・税抜)から利用可能。最低人数の制約が緩く、5〜10名規模でも現実的に導入できる数少ない選択肢です。

運用面ではSaaSライクなUIで、従業員は会員サイトからクーポンコードを取得してECサイト等で利用する流れ。企業側の管理画面はシンプルで、登録から利用開始まで概ね即日〜数日で完了する設計になっています。10名規模なら月3,000〜5,000円、月予算1万円以内で十分運用可能です。

こんな会社に向く:5〜30名のスタートアップ、月予算1万円以内で福利厚生を整備したい初期フェーズ企業。
こんな会社には向かない:宿泊・レジャー優待のラインナップを重視する企業(ベネフィット・ステーション等のほうがメニュー数で勝る)。

5. ライフサポート倶楽部(リソルライフサポート):宿泊・レジャー特化

ライフサポート倶楽部はリソルグループ運営で、公式サイトによると同グループのホテル・ゴルフ場との連携で宿泊・レジャー優待が特に手厚いサービスです。リソル系ホテルでの会員価格は通常価格から30〜50%引きとなる物件もあり(公式サイト記載の事例ベース)、レジャー利用が活発な企業ほどコスパが良くなります。

料金は公式情報で1人あたり月額600〜1,000円程度(税抜)。30名規模で月18,000〜30,000円、100名規模で月6〜10万円が目安です。導入手続きは標準的なパッケージ型と同様で、申込から会員証発行まで2〜3週間。

こんな会社に向く:社員旅行・出張・レジャー利用が多い30〜200名規模の企業、リソル系施設の所在地に拠点がある企業。
こんな会社には向かない:自己啓発・育児支援など宿泊以外のメニューを重視する企業。

6. miive(ミーブ):プリペイドカード型の新世代福利厚生

miiveは、企業が従業員にVisaプリペイドカードを配布し、用途を限定して福利厚生補助を支給できる新世代サービスです。公式サイトによると、企業は管理画面から「使えるお店のカテゴリ」「上限額」「対象社員」を設定し、従業員はカードを通常のVisa加盟店で利用できます。

導入の手順は公式情報によると、契約→管理画面登録→カード発行→従業員配布、で概ね2〜3週間。Slack連携も提供されており、利用通知をSlackに飛ばす設定も可能です。1名から導入可能なため、5〜10名規模のスタートアップにも適合します。

⚠ 注意

プリペイドカード型は設計次第で「現物給与」と判定されるリスクがあるため、利用範囲・上限額・全社員一律の条件などを税理士と相談のうえ設計してください。miive側でも導入時に税務面のサポートを行っているとされています(公式サイト記載)。

こんな会社に向く:5〜100名規模で「現金性が高く社員が自由に使える補助」を提供したい企業。
こんな会社には向かない:税務処理を厳格にしたい上場準備企業(設計次第でリスク)。

7. OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい):設置型・少人数オフィス向け

OFFICE DE YASAIは、オフィスに冷蔵庫を設置して新鮮な野菜・サラダ・惣菜を1個100円程度で社員に提供する設置型福利厚生です。公式サイトによると、最小規模では月3〜4万円程度から導入可能で、5〜30名のオフィスでも現実的に運用できます。

配送頻度は公式情報によると週1〜2回が標準で、需要に合わせて調整可能。設置型のため「ログイン」「クーポン発行」などのデジタル工数がゼロで、社員は冷蔵庫から取って専用ボックスに代金を入れるだけで利用完了します。「使われない福利厚生」になりにくいのが最大の利点です。

こんな会社に向く:5〜100名のオフィスワーク中心の企業、ランチ難民が出やすい立地、健康経営をアピールしたい企業。
こんな会社には向かない:在宅勤務中心でオフィス出社が少ない企業、複数拠点に分散している企業(設置工数とコストが膨らむ)。

8. チケットレストラン:食事補助特化の定番

チケットレストランはエデンレッドジャパンが提供する食事補助特化サービスで、公式サイトによると全国25万店以上のコンビニ・飲食店で利用可能なICカード型を採用しています。最大の特徴は、国税庁の通達36-38の2に基づく非課税枠(企業負担月3,500円・税抜以内&従業員半額負担)を前提に設計されている点です。

運用面では、企業は月次でチャージ金額を指定するだけで、社員は配布されたICカードを店舗のレジで提示し決済。利用記録は管理画面でリアルタイムに確認できます。1名から導入可能で、最低利用人数の壁がない点も中小企業向きです。

10名規模なら月3.5万円+手数料、30名で月10.5万円+手数料が目安です。非課税枠を最大活用すれば、社会保険料の算定基礎にも含まれないため、企業・従業員双方の負担軽減効果が高いサービスです。

こんな会社に向く:食事補助を税務メリット込みで導入したい全規模企業、リモート・ハイブリッド勤務で社員食堂を持てない企業。
こんな会社には向かない:食事以外の幅広い福利厚生を求める企業(単独だと物足りない)。

【ペルソナ別】あなたの会社に合う福利厚生サービスはこれ

従業員5〜10名・月予算1万円以内 → perk または チケットレストラン

5〜10名規模で「とにかく月1万円以内で始めたい」場合、最有力はperkです。1人月額300〜500円程度で、10名なら月3,000〜5,000円に収まります。「食事補助に絞ってインパクトを出したい」ならチケットレストランの月3,500円補助設計が、税務メリット込みで最も費用対効果が高くなります。

✅ おすすめ:perk

5〜10名規模で月予算1万円以内なら、最低利用人数の壁がなくSaaSライクに即日運用可能なperkが最有力です。

従業員30〜100名・離職率改善が目的 → リロクラブ または ベネフィット・ステーション

離職率改善は「メニューの豊富さ=社員のどんなライフイベントにもフィットする選択肢」が効きます。30〜100名規模では、業界2大パッケージ型のリロクラブとベネフィット・ステーションが最有力。コスト重視ならリロクラブ(1人800〜1,200円)、メニュー数最優先ならベネフィット・ステーション(1人1,000〜1,500円)。

✅ おすすめ:リロクラブ

30〜100名規模ではコスト・運用負荷・満足度のバランスが最も取れているリロクラブが本命。離職率改善の足場固めに適しています。

従業員100〜300名・カフェテリアプラン検討中 → WELBOX

100名超で「自社らしさ」を出したい中堅企業はWELBOXのカフェテリアプランが本命です。健康経営・育児支援などテーマ別の設計が可能で、人事戦略と連動させやすい設計です。導入リードタイムは3〜6ヶ月を見込みましょう。

✅ おすすめ:WELBOX

100名超でカフェテリアプランによる戦略的な福利厚生設計を行いたい中堅企業に最適。専任人事と顧問税理士のサポート体制を整えてから導入を。

オフィス出社中心の企業 → OFFICE DE YASAI を組み合わせ

パッケージ型は「使われないと無駄」になるリスクがありますが、設置型のOFFICE DE YASAIは強制的に目に入るため利用率が圧倒的に高くなります。パッケージ型と組み合わせて「使われる福利厚生」を補完する戦略が有効です。

結局どれを選ぶべきか:判断フローチャート

迷ったときの判断は、以下の順序で絞り込むと失敗しません。

  1. 従業員規模を確定する:10名以下ならperk・miive・チケットレストラン・OFFICE DE YASAIの4択。30名以上ならリロクラブやベネフィット・ステーションも視野に。
  2. 月予算の上限を決める:1人月500円以下ならperk一択。1,000円以下ならリロクラブ。1,500円以上ならベネフィット・ステーション。
  3. 福利厚生で何を解決したいかを言語化する:離職率改善=パッケージ型、健康経営=OFFICE DE YASAI、現金性=miive、税メリット=チケットレストラン。
  4. 運用工数の許容度を確認する:人事専任不在ならパッケージ型・設置型・カード型の運用工数の少ないものを選択。カフェテリアプランは専任体制必須。

💡 ポイント

最も失敗しない選び方は「単独サービスで全てを解決しようとしない」こと。たとえばリロクラブ+OFFICE DE YASAIの組み合わせは、メニュー網羅性と日常利用率の両方をカバーでき、中堅企業の鉄板パターンです。

導入前に必ず確認すべき5つのチェックリスト

契約直前で見落としがちなポイントを最後にまとめます。

  1. 最低利用人数と最低契約金額の有無:1人あたり単価だけでなく、最低契約金額に注意。
  2. 損金算入の要件を満たすか:全社員対象・社会通念上妥当・機会均等の3条件を確認。
  3. 解約条件と最低契約期間:年契約・自動更新の有無、解約予告期間(多くは3ヶ月前)。
  4. 管理画面の運用工数:従業員追加・削除のCSV一括処理可否、月次レポート出力可否。
  5. サポート体制:問い合わせのレスポンス時間、税務面のサポートの有無。

まとめ:中小企業の福利厚生サービスは「規模×目的」で1つに絞らず組み合わせる

中小企業の福利厚生サービス比較で最も重要なのは、「自社の規模」「予算」「解決したい課題」の3つを言語化することです。本記事で紹介した8サービスは、それぞれ得意領域が明確に分かれています。

  • 5〜10名・低予算ならperkチケットレストラン
  • 30〜100名・離職率改善ならリロクラブ
  • 100名超・戦略的設計ならWELBOX
  • オフィス出社中心ならOFFICE DE YASAIを組み合わせる
  • 食事補助で税メリットを取るならチケットレストラン

パッケージ型1本で完結させようとせず、設置型・食事補助・カード型を組み合わせる「ハイブリッド設計」が、中小企業における費用対効果を最大化する近道です。本記事の3軸スコアリングと月額シミュレーションを意思決定の出発点として、ぜひ自社にフィットする組み合わせを見つけてください。

最後に、契約前には必ず公式サイトで最新の料金・条件を確認し、税務処理については顧問税理士にご相談のうえご判断ください。

編集部より

中小企業の福利厚生選びは『従業員規模×予算×運用工数』のバランスが鍵です。本記事では業界最大手のベネフィット・ステーションから新世代のmiiveまで8サービスを比較。特に従業員30名以下の場合、パッケージ型より単機能特化型の方が満足度が高い傾向があり、税務処理の観点も含めて慎重な選定をおすすめします。

— Tech Picks 編集部|最終確認: 2026年5月